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完済目指して奮闘したサラリーマンの奮闘回想録

「小泉相場」で儲かったのも束の間・「リーマンショック」で奈落の底へ

      2016/05/09

今回の記事は、わたしがリーマンショックで奈落の底に落ちるまでを綴ります。書いているだけで当時の心境が思い出されてキツイですが、ありのままに書いてみます。

リーマンショック

小泉相場で750万円のプラス

2003年5月から2006年5月までの「小泉相場」3年間の日経平均株価の上昇率は231%に達しました。

つまり、当時、株のネットトレードをやった人は平均で資産は2倍になったということです。結局、私も「小泉相場」3年間でトータル750万円のプラスとなりました。

当時の株の軍資金は200万円の現金と700万円のカードローン枠の合計900万円でした。

カードローン枠は4枚のカードローンで合計1,100万円ありましたが、400万円の借入残高があったからです。ですので、900万円の軍資金で750万円の儲けですから、日経平均株価には勝てなかったことになります。

つまり、何もしないで日経平均株価を持っていた方が良かった訳ですが、この様な上昇相場で日経平均株価に勝つことはプロでも難しいのです。

何故なら、個人投資家もプロの機関投資家やヘッジファンドも保有銘柄がある程度、利益が出ると利益確定の売りを出します。そして、他の銘柄に乗り換えますから、どうしてもロスが出てしまうのです。

初めから3年間上昇し続けると解っていれば3年間ホールドできますが、実際には10%程度、上昇すると利益を確定してしまう訳ですね。

私の場合も仕事の時間を削ってまでネットトレードに真剣に挑戦し、他にIPO投資をも行っての750万円の利益でした。

その間、本当に夜は寝る間を惜しんで銘柄研究に熱中し、土日は株式セミナーに出るなど寸暇を惜しんでのネットトレードだったのです。

我が家の財政状況も改善

その結果、2006年5月末の我が家の財政状況は以下の様に大きく改善しました。

住宅ローン残高 約2,200万円
カードローン残高 500万円
自動車ローン残高 0円
クレジットカード支払残高 約100万円
  • 以前の株の儲け⇒200万円
  • 「小泉相場」儲け⇒750万円

従って、この時点で借金と株の儲けを相殺していれば、カードローン残高とクレジットカード支払残高を完済しても尚、350万円の現金が残った筈です。

或いは、残金で住宅ローンを追加返済したとすると、住宅ローンの残高は1,850万円まで圧縮できた筈です。

何故そうしなかったのか?

今になって見れば自分自身も含めて皆がそう思う筈です。

株の利益で返済をしなかった理由

後に自己破産の時に過去の経緯を弁護士に説明しましたが、その時にも弁護士が言いました

「どうして株の儲けでカードローンを返済しなかったのか?」

しかし、それはあくまでも結果論なのです。

株で言えば「リーマンショック」で下がる前に何故売らなかったのか?と聞く様なものです。つまり、それは愚問であり、「リーマンショック」を経験した人は皆、同じことが言えるのです。

しかしながら、2006年5月の時点で「リーマンショック」を予想した人がいなかったのと同様に、株が下がると予想した人もごく少数でした。

勿論、私も合計950万円の株の儲けとカードローンのキャッシング枠の600万円の合計1,550万円を倍にする次の夢を見ていました。

その後、日経平均株価は2006年7月に14,045円まで一服しましたが、2007年7月には18,297円まで上昇し当時のピークを付けました。

時代は小泉政権から安倍・福田・麻生の短期政権時代に突入し、2008年9月15日の「リーマンショック」に向かいます。「リーマンショック」までの私のネットトレードは勝っては負け負けては勝ちの繰り返しでした。

「小泉相場」の3年間で750万円儲けた私でしたが、その後の2年ほどはトントンの成績が続いていました。しかし、ネットトレードの中身は相当、進化していました。

或いは、進化したというよりも、投資金額が大きくなっていました。

それまでは、1銘柄当たりの投資金額は100万円前後で、1日の取引金額は信用取引を含めても1,000万円以内でした。私は主にスイングトレードでしたので、この1,000万円を3~4日で一回転する感じでした。

一方、「小泉相場」後のネットトレードでは1銘柄当たりの投資金額は300万円前後に増え、1日の取引金額は信用取引を含めて3,000万円に達する日も少なくありませんでした。

勿論、信用取引の「空売り」も使いましたので、売り買い含めて3,000万円という金額です。そんな中で、2007年7月に18,297円まで上昇した相場は、2008年4月には11,691円まで下落していました。

つまり、2008年4月の時点で日経平均株価はピークから36%も下落していたのです。そこで、私は2008年4月から5月に掛けて思い切って買いを入れました。

只、思い切ってと言っても買い付け金額は4,000万円程度が目一杯でした。私の軍資金は信用取引を使っても4,500万円が上限でしたので。

作戦は的中し2008年4月から5月に掛けて思い切って買った銘柄は、2008年7月には20%程度上昇しました。含み益は800万円程度まで膨らんでいましたが、先高を確信していた私は利益確定など眼中に無しの心境。

そしてリーマンショックへ

そんなタイミングで私が2008年9月15日の「リーマンショック」を迎えたのも何かの因縁なのでしょうか?

アメリカの大手投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻したという驚くべきニュースは世界を駆け巡りました。アメリカの大手投資銀行とは日本の大手銀行と大手証券会社を合併させた様な規模の会社で、日本でも10年ほど前に山一証券が破綻しましたが影響はその比ではありませんでした。

日経平均株価は9月高値13,468円から2ヶ月後の11月には一気に6,994円まで暴落しました。

何と2ヶ月で48%の大暴落で1990年の「バブル崩壊」相場の暴落よりも下げのスピードは遥かに早く売る暇もありませんでした。

持ち株は連日、「売り気配」の連続で実際、売りに出しても売れない状態が数日、続いたのです。

「売り気配」とは売り物が多過ぎて売買が成立しない状態を意味し、株価の気配値だけがドンドン下げる恐ろしい状態。

ベテラン証券マン曰く「ブラックマンデーやバブル崩壊よりも下げ方は急で激しく恐ろしい」とのこと。私が信用取引で買っていた銘柄は全て「追証」になり、追加の保証金を差し入れなければ売却もできない状態。

結局、持ち株を全て整理した結果、私の損失は1,950万円に達していたのです。

ここまで仕事や遊ぶ時間を削って苦労してネットトレードで儲けた合計950万円は、一瞬にして消えたのでした。

その上、残ったのは住宅ローン残高約2,200万円とカードローン残高1,000万円に、クレジットカード支払残高約100万円の合計3,300万円の途方もない金額の借金でした。

「株の利益でカードローンの返済をしなかった」ことに、理由はなかったのです。

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