借金返済ブログ

完済目指して奮闘したサラリーマンの奮闘回想録

体験者だから言える自己破産手続の実態

      2016/11/28

私はカードローン借入残高875万円を返済できなくなり、任意整理手続に失敗し結局、自己破産手続を行いました。

その結果、免責決定によりカードローン借入残高875万円の借金は返済が免除されました。

確かにそのことは債務返済に追われた生活から新たな生活にリセットするチャンスを与えてくれました。

一方で私は信用という最も大切なものを失った気がしてなりません。

本項では自己破産手続に対する本音をお話しします。

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自己破産手続で一番大変だったことは何でしょうか?

自己破産手続で一番大変だったことは裁判所に提出する書類の準備でした。

勿論、申立書などの正式書類は全て山崎弁護士が作成してくれましたが、山崎弁護士が申立書を書くために過去の様々な取引資料をまとめなければなりませんでした。

例えば、4つの銀行に対する債務額の確定や、自宅マンションの購入額と売却額を証明する書類を準備することなどでした。

また、約10年間に渡る株式投資の履歴の整理は大変な作業でした。

もともと、株式の売買履歴は把握していませんでしたから、取引証券会社から全ての取引期間中の売買履歴を手に入れ集計しました。

株式投資に関して裁判所に下手な報告をすると、無理な投資で借金を膨らませたと解釈され免責不許可事由にされる可能性もあります。

したがって、通常の売買で大きな損失は無く、リーマンショックにより大きな損失を抱えたことを強調する必要があった訳です。

これらの書類の準備に比べると、裁判所での審尋は拍子抜けするくらい簡単で事務的でした。

私のケースだけではなく他の審尋も似たり寄ったりのようで、非常に事務的で画一的になっているようです。

これでは審尋で債務者の実像を掴める筈もなく、言わば審尋という手続を経たこと自体が目的だったような印象です。

また、最近の傾向として審尋を行わない裁判所や裁判官が増えているとのことです。

つまり、裁判所が自己破産者の債務の実態を把握するのは書類に於いてであり、弁護士が作成する書類で全てが決してしまう傾向が強いと言えます。

その書類の内容にしても全てが債務者の申告によるもので、外部からは何のチェックもありません。

したがって、債務者は虚偽の記載はできないにしても、相当、自分に都合の良い書き方ができると言えます。

その意味では、それらをマネージメントする弁護士の役割は大きく、債務整理手続の実績がある弁護士が求められることになります。

自己破産のペナルティーはどうだったでしょうか?

正直な話し、自己破産開始決定を受けてから免責決定までの官による期間限定のペナルティーは、全く関係ありませんでした。

特に、私は民間企業に勤務していましから全く何の影響もありませんでした。

自分から会社に報告しない限り会社に自己破産が知られることも無いからです。

しかしながら、金融機関などの民によるペナルティーは5年~10年続くことになります。一方でもっと大きいのは自分自身に対する心理的なペナルティーです。

自分は自己破産したダメな人間ではないかとか、金融機関に対する信用を失ってしまったことに対する後悔の念は次第に強くなる感じがしました。

ほんの数年前まではマイホームに住みマイカーに乗ってゴールドのクレジットカードを使っていた自分がいた訳で、その落差を考えると愕然とする日々もありました。

結局、自己破産手続が終わって初めて、本当のペナルティーは「信用を失ってしまったことだ」と悟りました。

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